台北日本人学校日記
小学部の教室の工夫を紹介します!
日本人学校新校舎小学部の教室にある様々な工夫を紹介したいと思います。なんと、下記のリンクから3D映像で小学部の教室を体験できますので、ご興味のある方は、下記リンクをクリックしてみてください。
それでは教室を紹介します。まずは、教室の入口です。日本の学校の教室は、教室の前後に2つのドアがあるのが一般的ですが、新校舎のドアは全面開放式です。これは廊下も含めたエリアも教室の一部となるような自由で開放的な空間の中で学んでほしいという願いが込められています。もちろん授業に応じてドアを閉めることもできます。そして、この扉の内側はホワイトボードになっており、児童の掲示物を貼ることもできます。
続いて紹介するのは、黒板の代わりに採用された前面のホワイトボードです。この前面のホワイトボードは小学生でも書きやすいように可動式となっており、高さを調整することができます。授業で先生が使うときは通常の高さで使い、生徒がホワイトボードを使うときは下げて使っています。また、ホワイトボードの中央にはプロジェクターが配備され、日常的にICTが活用できる環境が整っています。ホワイトボードは、プロジェクターの映像を投影でき、その映像の上からもペンで書くことができるという理由で採用されました。
他にも、教室後面の生徒ロッカーは、ランドセルが入る大きさに設計され、上のスペースを無駄にすることのないよう仕切り板も入っています。小学部の机は中学部より軽くて、簡単に高さを調整できる規格のものが採用されています。身長の変化によって高さを調整でき、そうじの時に机を持ち運びしやすいようになっています。
↓バーチャル新校舎見学(3Dデータはこちら)
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