台北日本人学校日記
メディア教育(2020/11/27)
本校は,以前より「ICT教育」を積極的に推進していますが,それと同様に推進しているのが「メディア教育」です。「メディア」とは,『広辞苑』によると「媒体・手段」という意味です。情報化社会である現代では,「人と情報をつなぐ」メディアの多様化が進んでいます。そのため,「世の中の情報へ出ていくための入り口」が「学校の中」にある必要があります。そして,その中心を担うのが「図書館(メディアセンター)」です。
今日は,小学部4年生のクラスで「百科事典」(『ポプラディア』)を活用する授業を行いました。動物・植物・食べ物・乗り物・宇宙・世界の国・スポーツ・音楽・ロボット等,子ども自身が興味をもった多様なテーマを百科事典で調べてプリントにまとめていき,クラスで一冊の「マイクラス百科事典」を作成しました。
このように,メディア教育では,全ての教科で活用できる「汎用スキル」を培っていく授業を目指しています。また,どのようなメディアを使用すれば,児童生徒の学びをより深めることができるかも模索しています。来年度は新校舎にメディアセンターも開設されます。学びを充実させるため、これからもメディア教育を推進していきます。
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