台北日本人学校日記

新校舎紹介 ~メディアセンター③~

新校舎の中で児童生徒からの好きな場所ランキングの上位にあがるメディアセンター。毎日、本を借りたり返したりしている児童生徒もたくさんいます。また中学部を対象に放課後も利用できるようになり、ますます利用しやすい環境となりました。

これまでメディアセンターの魅力をお伝えしてきましたが、メディアセンターはハード面だけでなくソフト面も魅力いっぱいです。今回はソフト面の魅力を紹介します。

 

1.専任担当教師によるサポート、授業

専任の教師が児童生徒の本選びや教師の資料選びのサポートやレファレンスを行っています。また、小1~小4までは「図書」という授業があり、読み聞かせなどの本を読む楽しさを伝える活動だけでなく、本の探し方などの図書の利用方法、そして出典の書き方などのレポートの作成方法も指導しています。

そして、ICT教育の一環として、「メディア教育」の授業も行っています。メディア教育では,全ての教科で活用できる「汎用スキル」を培っていく授業を目指しています。たとえば、小学部4年生のクラスで「百科事典」『ポプラディア』)を活用する授業を行いました。動物・植物・食べ物・乗り物・宇宙・世界の国・スポーツ・音楽・ロボット等,子ども自身が興味をもった多様なテーマを百科事典で調べてプリントにまとめていき,クラスで一冊の「マイクラス百科事典」を作成しました。

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2.メディアセンター通信

さらにメディアセンターを活用してもらえるよう、「メディアセンター通信」の発行を始めました。保護者の方へお送りするとともにHPからも閲覧ができます。

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画像はメディアセンター通信No.1の一部(今年度の活動紹介や施設案内図)

 

3.様々なイベント

メディアセンターにより多くの子供たちが来て図書に親しみをもってくれるよう、メディアセンターでは、様々なイベントやワークショップを行っています。

6月には宝探しをしたり、7月は中学部によるビブリオバトル(オンライン開催)、10月にはハロウィン切り紙ワークショップや読書ビンゴを行いました。12月24日まで小学部対象にボランティアキャンペーンを、12月15日~22日で中学部対象にしおり作りワークショップや季節行事などを企画しています。

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