台北日本人学校日記
2025-06-03 学校ニュース
薇閣小學校交流会
多文化の架け橋 〜4年生交流会レポート〜
5月21日(水)に、台北日本人学校アリーナにて、小学部4年生と私立薇閣小學校の4年生児童、あわせて約200名が参加する国際交流会を行いました。
はじめの会では、本校児童が日本語と中国語の両方で司会進行を務めました。アリーナに響く流暢な中国語は、多文化に触れる本校ならではの雰囲気を感じさせるもので、会の幕開けにふさわしいスタートとなりました。続いて、両校の校長先生より温かいご挨拶をいただき、記念品の交換も行われました。薇閣小學校の校長先生からは、「秋にはぜひ日本人学校を訪問し、再び交流できるのを楽しみにしています」との言葉を頂戴し、両校の友好関係が大切に育まれていることを実感しました。
交流会では、子どもたちはグループに分かれて名刺交換を行ったあと、「じゃんけん新聞紙ゲーム」と「じゃんけん列車」の二つの活動に取り組みました。「じゃんけんぽい!」「じぇんだう しうしー とぅぶー!」という日本語と中国語が飛び交い、笑顔と笑い声に包まれたひとときとなりました。言葉の壁を越えて、協力し合いながらゲームを楽しむ姿は、まさに交流の意義を体現していたように思います。
限られた時間ではありましたが、普段の学校生活では得がたい、貴重な異文化交流の場となりました。子どもたちにとって、相手を理解し、尊重する心を育む良いきっかけとなったことでしょう。
なお、秋には本校の3年生が薇閣小學校を訪問し、同様の交流活動を予定しています。今後もこのような交流を通して、子どもたちの視野が広がっていくことを期待しています。
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