‘新校舎ニュース’
新校舎紹介 ~アクティブラーニング室~
「大学の教室みたい」と言われることが多いアクティブラーニング室。
アクティブラーニグ室は
・前後左右の壁・スクリーンに投影する4台のプロジェクター
・前面後面は全壁面ホワイトボード、窓側は移動式ホワイトボード
・移動しやすいキャスター付の机イス
・マイク、スピーカーの音響設備
が備わったグループワークやプレゼンをするために作られた特別な教室です。
また、メディアセンターと廊下を挟んで面しているため、メディアセンターを使った授業も行いやすい環境です。
プレゼンテーションの練習や成果発表会などで多く使われますが、教室の特徴を生かした面白い取り組みも行われています。
●プログラミング
3つのスクリーンで同時に3人がプレゼンを行っています。
●理科
スクリーン4面に砂場で作った仮想の山の頂上、上流、中流、下流を映し出し、それぞれの場所の水の流れを観察しました。
●数学
生徒が全壁面や移動式ホワイトボードを使って、全員が同時に数式を書き、興味のもった数式の説明を聞く授業を行いました。
授業の様子はこちらもご覧ください
中3 ウォーターレクリエーション
今日5、6時間目は中3がプールでレクリエーションをしました。新校舎のプールに入るのは初めてなので、大いにはしゃいでいました。水中リレーをやったり、バレーボールをやったり、水をかけあいしました。卒業前に新校舎で最高の思い出をまた一つ作りました。
新校舎紹介 ~和室③~
毎年お世話になっている茶道の先生から和室用に掛け軸と壺をいただきました。掛け軸と壺があるとより一層雰囲気がでます。今日は天母国小との交流会がありましたが、天母国小の児童・先生方も本格的な和室に驚いていました。
掛け軸には「一期一会」と書かれています。出会いを大切にしている台北日本人学校にピッタリの言葉です。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
新校舎紹介 ~和室② 箏コンサート~
11月23日昼休みに和室で箏コンサートを行いました。中学部の生徒の有志が音楽の授業で練習した曲を小学6年生に披露しました。その後の箏体験会では中学生が小学6年生に箏の弾き方をレクチャーしました。素敵なコンサート・交流の時間となりました。箏コンサートは23日、24日、25日の3日間行われます。
新校舎紹介 ~バーチャル新校舎見学~
最新技術を使い、新校舎の一部をバーチャルで見学できるようになりました!
新校舎紹介 ~ICT環境②~
台北日本人学校ではこれまでもICT設備の整備に力を入れてきました。昨年度は小学3年生以上にタブレット端末を配付し、今年度は小2にもiPadを配付しました。情報活用能力を、TJSの目指す児童生徒像を実現するための「基盤となる資質・能力」と位置づけ、すでに様々な授業において学習の道具としての活用が定着しています。
小2・小3 iPad 1人1台
小4~中3 Chromebook(ノートPC)1人1台
※小1は発達段階にあわせ共有iPadを使用しています。
また、同時に配慮しなければいけない情報モラル教育については、2020年度より日本の教育ネット社さんに依頼し、専門家が児童生徒向けにモラル授業を行っています。また保護者の皆さんにもご理解を深めていただくため、保護者向け講演会も実施しています。
昨年度の情報モラル授業の様子
昨年度の保護者向け情報モラルに関する講演会の様子
新校舎紹介 ~つながる学び 調べ学習コーナーの机選び~
メディアセンター内の調べ学習コーナーとアクティブラーニング室の学習テーブルは児童の意見を参考に選定を行いました。
2018年度の小学6年生(現中学3年生)が、「省スペース」「学習で使いやすい」という2つのキーワードをもとに、新校舎の「調べ学習コーナー」にどのような形の机を置くとよいのかを考えてくれました。算数の知識を使いながら議論を重ねた上、最終プレゼンに選ばれたのは、長方形、台形、円の3種類。それぞれの形状を生かした提案プレゼンは見ごたえのあるものでした。
当時の様子はこちら
そして、これらの意見を参考に最終的には、以下のとおり決定しました。
①調べ学習コーナー1 「台形」
②調べ学習コーナー2 「雲型(円の組み合わせで、円型の欠点を補う形状ともいえます)」
③アクティブラーニング室 「長方形」
新校舎に自分たちが提案した学習テーブルが採用されている。まさに「実社会につながる学び」となりました。
新校舎紹介 ~遊具広場~
新校舎では、限られたスペースで、できるだけ多くの子供たちが思いっきり体を使って遊べる遊具を採用しました。そして、「新しい学校に相応しい新しい遊具を入れよう」という思いで、面白い形の遊具を選んだのもポイントです。遊具広場は小学部の子供たちに大人気の遊び場所です。
これからもいっぱい遊んでくださいね。
旧校舎へのメッセージ
小学部の児童から寄せられた旧校舎へのメッセージを正面玄関前に飾りました。一人ひとりの思い出の言葉や感謝の言葉がつづられています。
新校舎紹介 〜旧校舎から新校舎へつながる思い〜
旧校舎から移設した家具や教材はたくさんありますが、特に多くの方の記憶に残っているであろう代表的なものについて新校舎での設置場所を含めて紹介します。
1.李登輝元総統による銘板
日本そして本校とも縁の深かった李登輝元総統。本校へも何度か足をお運びいただき、講演会をしていただいたり、また生徒と交流をしていただきました。旧校舎の校門に飾られていた李登輝元総統による銘板は、中鹿営造さんの手によりピカピカに磨かれ、まるで新品のような姿に戻りました。現在は新校舎の正門に飾られています。
2.旧校舎中央階段モザイク画
このモザイク画は旧校舎建設記念に製作されたものです。壁一面の作品は大迫力で、旧校舎の顔となっていました。卒業生のかたがたでも思い入れの多い場所のひとつかと思います。実物を移設することはできませんでしたが、専門技術により鮮明な画像として新校舎のシンボルであるメディアセンターのブックタワーに展示しています。
3.平成9年度卒業制作 校歌板
これまで多くの子供たち、活動、行事を見守ってきた校歌板。旧校舎の体育館に設置していたものをそのまま新校舎アリーナへ移設しました。これからもたくさんの思い出を見届けることになるでしょう。
その他、現在は工事用フェンスで隠れてしまっていますが、中山北路側塀の中3卒業制作はそのままの形で残ります。
新校舎のコンセプトであるつながる学校。旧校舎の思いが新校舎につながり、そこに新しいエネルギーを加え、さらに素晴らしい学校にしていきたいと思います。
新校舎紹介 ~和室~
新校舎では念願の和室を設けました。和室は台湾で日本を感じられる貴重な空間、日本文化体験の拠点となります。
廊下から中に入り襖を開けると、井草の香りがしてきます。そして和室の中は、広間のほか、四畳半の本格的な茶室も備えています。
現在は、中学部の音楽で和室でお琴を練習で使用しています。その他、かるたや百人一首をしたり、茶道体験や着付け体験の授業などで使用します。また、現地校交流の際に現地の子供たちに和室を体験してもらう計画もしています。
新校舎紹介 ~メディアセンター②~
新校舎の目玉となるのが、メディアセンターです。メディアセンターは図書館とグループ学習室が合わさった空間で、文献やインターネットを使ってさまざまな学習活動を行うことができます。2万冊の日本語の蔵書はもちろん台湾一です。
【特徴①】全教室からアクセスのしやすい配置
全教室からアクセスのしやすい校舎の中心に位置しています。図書メディアの授業だけでなく、通常の授業をメディアセンターで行うなど、いろいろな授業での活用が進んでいます。また、休み時間になると多くの子供たちで溢れ返ります。
【特徴②】コンセプト 森
メディアセンターのコンセプトは森です。中央にあるのがメディアセンターのシンボルとなる「ブックタワー」です。大木をイメージしたブックタワーは、本棚と階段も兼ねています。外側は本棚で、内部には調べ学習コーナー2へ続く螺旋階段があります。そして内側にも本棚があります。現在は小学部児童のお勧めの本とオススメメッセージが展示されています。また、書棚が並んでいるスペースの床は草原をイメージした黄緑色。低学年向けの天井が低い洞窟をイメージした「読み聞かせコーナー」は土の色である茶色。「調べ学習コーナー1」の床の色は森の中に流れる川や湖をイメージした水色です。そして、ブックタワーに繋がる「調べ学習コーナー2」は大木から伸びる枝葉の緑色。メディアセンターのコンセプトには、大自然の中でゆったりとリラックスして本を読んだり、イマジネーションを膨らませてもらいたいという思いが込められています。
【特徴③】 調べ学習コーナー1・2、読み聞かせコーナー
メディアセンターは、独立した空間である、2つの調べ学習コーナーと、読み聞かせコーナーが備わっているため、複数のクラスが同時に使用することができます。これにより必要なタイミングですぐに利用することができるようになりました。
そのほか、中庭に面している部分にはカフェのようなテーブル席があったり、ビーズソファがあったり、メディアセンターは居心地のよい空間作りを目指しています。在校生の皆さん、ぜひたくさん利用してくださいね!
« 前の記事へ